ドクトル・ルチャの19○○ぼやき旅

【第719回】報告もろもろ

 6月25日(水)発売の『GスピリッツVol.76』のコンテンツは以下の通り。

次号の表紙はジャンボです。

[没25年特集]

ジャンボ鶴田 

“若大将”が“怪物”になるまで

[証言]

渕正信

谷津嘉章

若林健治(元『全日本プロレス中継』実況アナウンサー)

[対談]

川田利明×和田京平

[新間寿氏-追悼座談会]

“過激な仕掛け人”を偲ぶ【前編】

清水勉×小林和朋×小佐野景浩

[回想]

追悼-グラン浜田

新間寿恒【前編】

ザ・グレート・サスケ【前編】

[連載]

第二次黄金時代の力道山

第1回 皇太子ご成婚の年、プロレス人気が復活

[インタビュー]

立野記代

「全女のプロレス」とは何か?【後編】

[アリーバ・メヒコ]

フエルサ・ゲレーラ

善を知らない“暴力戦士”は世渡り上手の謀略家

【後編】71歳の害虫が遂に引退を決意

[原悦生の格闘写真美術館]

第76回「アイコン」

鶴田さんのお墓は山梨の自然に溶け込む。
墓碑には平成12年5月13日と。

ということで、ジャンボ鶴田の没25年が特集。あれから四半世紀が経ってしまったのか。その間、ジャンボ以上の選手って出てきましたか?

 新間さんの追悼も急遽、ゴング少年探偵団の座談会でしています。その新間さんが若手時代からずっと可愛がってきたグラン浜田の追悼企画をしています。本当は新間親子で追悼インタビューに出てもらう予定でしたが、お父さんは入院中で容態も悪く叶わず…。浜田追悼にはザ・グレート・サスケにもインタビューをしている。前編ではユニバーサル時代とサスケ自身のメキシコ修行時代での先輩・浜田の様子を語ってもらった。そして、そのサスケをゲストにして、8月30日(土)にはトークショーをやることが決定しました(今年最初で最後か…)。

人生の次はサスケだ。

サスケとは今から33年前のみちのくプロレス誕生の秘密をじっくり語り合いたいと思う。『闘道館』の予約方法が以下のように変更になった。

https://toudoukan.com/blogs/features/ticket

それから今回でフエルサ・ゲレーラの連載は最終回。その締め切り直前にフエルサの引退興行が開催されるというニュースが飛び込む。そこで急遽、このフエルサ・ゲレーラ引退マッチを軸に、計4つの歴史的な主要会場で観戦するドクトル・ルチャ監修のメキシコツアーを組むことが決定した。そのツアーの内容は以下の通り。

1951年開場のアレナ・コリセオ・デ・グアダラハラ。

9月26日朝成田発。同日朝メキシコ着。ワールドトレードセンターで開かれる予定の「LA MOLE」というアニメフェスに行き、そこではルチャのスーパーレジェンドたちが販売会をする予定で、それに参加。年に2回開かれるこのメキシコ最大のアニメフェスには、毎回ルチャドールのレジェンドが集まる。ミル・マスカラスも毎回参加しているので、今回も参加はほほ間違いなし!同日夜は「アレナ・メヒコ」の定期戦を観戦。CMLL全面協力なので、バッグヤード(道場など)へのオプションツアーもあり。

27日(土) 夜は世界最古のプロレス会場「アレナ・コリセオ」で観戦。28日(日)は、メキシコ最大級の新造アリーナ「アレナ・シウダ・デ・メヒコ」でフエルサ・ゲレーラ引退興行を観戦。両日の昼間は何か、スペシャルなオプションを入れましょう。私の企画するツアーは、現地で予定外の行動を取るので…。参加者のご意見を聞いて、行きたい場所へ行くというのもありかと。

そして29日(月)には、移動用のバスにドス・カラスが同乗してガイド付きで北上。ケレタロ市ではエル・パンテーラ宅を訪問後にカルロス・マイネスUWA代表のお膝元「アレナ・ゲレタロ」を見学。さらに北上してサンルイスポトシ市へ。ここはマスカラス兄弟生誕の地。ドスの案内で生家(ロドリゲス家)や子供の頃の遊び場、少年時代に通った「アレナ・サンルイス」、「アレナ・コリセオ・デ・サンルイスポトシ」の跡地、兄弟が鍛えたエル・ロストロのボディビル・ジムなどを見て回る。

30日(火)にはサンルイスから、さらに北上。時間があればレオンのボビー・リー宅に寄りたい。そしてメキシコ第2の都市でエストレージャたちの名産地・グアダラハラへ。ここではエル・ソリタリオの墓参りや世界遺産の大聖堂などを散策して、夜はミル・マスカラスやサトル・サヤマがデビューした“最後の聖地”「アレナ・コリセオ・デ・グアダラハラ」でCMLL定期戦を観戦。

1951年開場のアレナ・コリセオ・デ・グアダラハラ。
ここはEMLLの奥の院。全盛期の会場内は今も変わらない。

翌10月1日(水)はエル・サタニコのガイドでゴリー・ゲレロ、マスカラス、ソリタリオ、アグアヨ、ソラール、ブラックマンら数多くのエストレージャたちが鍛えられたディアブロ・ベラスコのジムと、ルチャ・リブレ&ボクシングの博物館へ。

現存するルチャの虎の穴。ベラスコ先生の黄金時代と昔と変わらぬジム内。

そしてグアダラハラ空港からメキシコシティ国際空港へ飛び、そこから帰路につく。成田到着は3日の早朝…という練り込んだ超マニアックで至極な8日間。もう一度やってくれと言われても出来ない唯一無二、最強最後のツアーなので、是非、ご参加ください。料金、ホテル、食事等、詳細は「メキシコ観光」03-5811-1791(伊藤)まで。

ドクトル・ルチャと行く ルチャリブレツアー2025 メキシコシティ、ケレタロ、サンルイス・ポトシ、グアダラハラ 8日間 | メキシコ観光 PASELA | メキシコ・中米方面専門の旅行会社

その予行演習ではないけど、私は今週の土曜日から蝦夷地への長旅に出ます。なので、このコラムは暫くお休みさせてもらいます。私が東京に帰って来るまでにGスピリッツは必ず買って、サスケに行くか、メヒコへ行くか、どっちも行くかを決めておいてくださいね。

-ドクトル・ルチャの19○○ぼやき旅