ドクトル・ルチャの19○○ぼやき旅

【第671回】なぜ、外房へ…

本屋で目立つ真っ赤な表紙。

来週の水曜日=6月26日がGスピリッツVol.72の発売日。以下がそのコンテンツである。なお、※印は私が取材して原稿を書いたもの。

[第1特集]

アントニオ猪木

日本プロレス除名事件

[証言]

※三澤正和(元日本プロレス経理部長)

[第2特集=インタビュー]

※“不沈艦”スタン・ハンセン

[回想―新日本プロレス編]

藤波辰爾

[回想―全日本プロレス編]

佐藤昭雄

[異種格闘技対談]

実録-プロレスvs空手

新間寿(元新日本プロレス営業本部長)×添野義二(世界空手道連盟士道館総帥)

後編 「猪木vsウィリー」と「監禁事件」

[短期集中連載‐第5回]

※シッシー、国際プロレスLOVEを語る

宍倉清則(元『MAT FAN』会長) 

[『国際プロレス外伝』刊行記念インタビュー]

※元IWA世界タッグ王者・マイティ井上

国際プロレスのタッグ戦線を紐解く【後編】

[マリーゴールド旗揚げ記念インタビュー]

ロッシー小川

昭和がイチバーン!【前編】

[アリーバ・メヒコ]

※グラン浜田

世界4階級を制覇した“小さな巨人”の偉大な足跡

【中編】金曜夜8時に映し出された衝撃のマリポーサ殺法

[ベルト検証]

※獅子座から山羊座までが配置された

IWA世界タッグ王座の「2号ベルト」

[原悦生の格闘写真美術館]

第72回「もう一つの沖縄」 

以上です。※に限らず、何処から読んで頂いても結構。楽しんでください。私が書いてない中で、一番気になっているのがロッシー小川氏のインタビュー記事。ロッシーは私と同時代、同世代のプロレスファンで、彼曰く「俺はあの時代、清水さんや山内さん(後に内外タイムスのカメラマン)よりもファンとしての格が上だったよ」。確かに私たちはホテルニュージャパン(日本プロレスの東京の常宿)の前で出待ちをしていたが、一匹狼のロッシーは部屋まで行って選手をコスチューム着替えさせて写真を撮っていた(老け顔だったとはいえ、やること成すことがすべて大胆…)。そんなロッシーの話がつまらないはずがない。それに負けないくらい今回のシッシーの奇行も見逃せないよ。いいね、そんな昭和の熱い輩たち…。発売日は、あと一週間後です。

会場のマルチメディアホール。

さて、発売日の2日前。24日に関西外国語大学のイベロアメリカ研究センター主催による講義…公開対談が行われるので、大阪府枚方市の中宮キャンパスへ行ってきます。トータルのテーマは『語学を武器に夢の舞台(リング)をめざせ! ~メキシコ民衆文化「Lucha Libre(メキシコプロレス)」を日墨の架け橋に』というもので、第1部では同校在学中にメキシコでルチャドールになった晴斗希選手(現・道頓堀プロレス)が現地での思い出を語る。第2部が私の出番。テーマは「 ルチャ・リブレと日本:その魅力と歴史」。ここでは教科書には決して出ていない日本とメキシコの430年にわたる歴史と、日本人とルチャ・リブレの知られざるディープな関わり、そしてミル・マスカラスと日本…こんな内容を「30分3本勝負」でまくし立てようと思っています。その講義に臨むため、土曜日と日曜日には外房へ取材に行きます。なぜ、外房に…? その意図は講義を聞いてもらえばわかるはず…オンラインがあるようなので、お時間のある方は是非ご覧になってください。「見たよ」とか、これに関して何か質問があったら、承ります。

来週はGスピ発売日で、私は関西地区を徘徊しているのでコラムはお休みします。次回は7月3日(水)です。Gスピの感想でもお聞かせください。

-ドクトル・ルチャの19○○ぼやき旅